• テキストサイズ

どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第4章 共同任務


「てか、アユムって何歳?絶対オレのほうが歳上だと思うんだけど。」

「14。話しかけないで。気散る。」

「14!?オレ17だぞ!やっぱりオレのほうがお兄さんじゃんか!なのにアユム、偉そうさ。」

「ぼくのほうが教団では1年も先輩。」

「た、確かに。ごめんさ、」


ぼくはまたシュンとするラビから目を離し、AKUMAを見る。
根っこを掴んで引きちぎったり、殴ったりしている。
人間より太い腕は、その小さな入り口には入らないらしい。
あの木がイノセンスを守ってる限り、AKUMAに取られる恐れは無いと判断する。


「『女神のばね』発動。」


そう呟いて左足を変形させる。
地面を思いっきり蹴って瞬時にAKUMAの懐に入り、渾身の蹴りをお見舞いする。


「にょにょ!?」

「まじですか。」

「きーかなーいよーだ。」


威力が足りなかったみたい。
となれば、もっと助走をつけなければ。

ぼくは思いっきり上へ飛んだ。
もうAKUMAが小さすぎて見えないくらいになったところで止まる。
そのまま回転しながらAKUMA目掛けて落ちていく。
これがぼくの精一杯のかかと落とし。


「効かないって言ったdeeeee!」


ぼくのかかとはAKUMAのシールドにヒビを入れる。
そして、AKUMAはよくわかんないことを叫びながら破壊された。
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp