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どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中

第19章 恐怖の心霊屋敷


ぼくは、ラビと2人で屋敷に続く森に入った。
もうその森自体が不気味。


「ラビ、急ごうよ。暗くなる前に帰りたいじゃん。」

「で、でも。大きな音とかたてたらヤバそうじゃね?静かにゆっくり行くのが得策さ。」

「ラビ、その歩き方さ、ゆっくり行くってより、怖くてビビってますって感じなんだけど。」


ラビはずっと腰をかがめて、周りをキョロキョロしながら歩いてる。怖いなら怖いって言えばいいのに。
かっこ悪いですよー。


「こ、怖くなんかないさ!!」


さっきまで静かにとか言ってた人がそんな大声出してどうすんのって思うけど、ラビなりの強がりなんだと思うから言わないでおいてあげる。


「でもさ、ゆっくり行って、夜になって、帰ってこれません。とかになったらもっと怖くない?」

「た、確かに。よしアユム、捕まれ。」


ラビがイノセンスを発動させてる。これは、伸で一気に行く気だ。


「ぼくそれ嫌いなんだけど。だったら自分で行けるし。」


ぼくも『女神のばね』を発動して少し宙に浮かぶ。


「そうしたらはぐれちまうだろ?アユムのイノセンスじゃ2人で行けねーんだから我慢しろさ。」

「うぅ。確かにはぐれるのは嫌だ。今回だけだからね。」


ぼくは仕方なく、ラビのイノセンスの柄を掴んだ。その瞬間、もんのすごい勢いで空へと飛び上がった。
この勢いが急で怖いんだっつーの!
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