どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第4章 共同任務
【ラビside】
オレが入団してからもうすぐ1年が経とうとしていた。
あれからアユムとは一回も話してない。
オレも話しかけようと思わないし、向こうも思ってないみたいだから当たり前さな。
アユムと始めてあった日以降も任務には行っていた。リナリーやユウと行くことが多くて、2人とも強いからオレも頑張んなきゃなっていつものように思う。
そして今日!久しぶりの1人任務さ!
ファインダーの調査によるとAKUMAの目撃情報はなくて、イノセンスの回収だけらしい。
多分、簡単な任務だから、まだまだみんなと比べて新人のオレひとりなんさね。
ファインダーのダンと汽車に揺られながら資料に目を通していた。
「ラビさん。もうすぐ例の大樹がある森付近の村に着きます。」
「ほーい。」
ダンの呼びかけにそう答えて資料を鞄にしまう。