第9章 ●ここまでの粗筋と、キャラまとめ●
●キャラクター
【ディアソムニア国】
・ローズ(幼少期 オーロラ)
この小説の夢主。ディアソムニア国のお姫様であるが、王族らしさはあまり無く、天真爛漫で好奇心旺盛な性格。
10歳の生誕祭の時に、マレウスから呪いを受けてしまう。彼女はマレウスがドラゴンに変身できる事実を知らない。従って、自分を呪った相手はドラゴンであり、その正体がマレウスである事は分かっていない。
無事に16歳の誕生日を迎えるまで、リドル達に守られながら森の中で隠れ棲む事となる。
・マレウス ドラコニア
ディアソムニア国の 茨の谷に根城を構える、世界屈指の魔法士。あまりに強いオーラと、謎に包まれた存在で、民間や王族から恐れられている。
ローズが0歳の時も、十数年後も、全く変わらない青年の見た目をしているなど、謎が多い。また、銀に弱い。
アズールの策略により、ディアソムニア王族と憎しみ合う事となる。ドラゴンの姿へと変身する事が出来て、まさにその姿の時 ローズに呪いをかけてしまう。
・リリア ヴァンルージュ
マレウスにとっては、家族のような存在。いつも彼の側にいて、正しい方向へ導こうと思慮している。ローズにかかった呪いを弱めてくれた人物でもある。
マレウスと同じく年齢不詳で、謎が多い。
銀に弱く ディアソムニア国王に銀の剣で体を貫かれ、一時は命が危ぶまれた。現在では体調は持ち直している。
・ステファン国王
ディアソムニアの国王でローズの父。ほっそりとした体型に黒髪に黒い口髭を生やしている。
アズールの策略により、マレウスが城を襲って来たと思っている。
リリアを傷付け、マレウスの恨みを買ってしまう。
・リア王妃
ディアソムニアの王妃。ローズの母で、2人は容姿がとても似ている。
優しくてお淑やかな性格。すぐに涙を流してしまうなど、ローズとは違い女性的である。