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【ヒロアカ/轟焦凍】私のヒーロー、君のヒーロー

第7章 恐怖


尾白と楓風は警戒しながら出入り口を探した。
『ねぇ、多分だけど…
火災ゾーンから出たらに相澤先生達戦ってるとこに出ちゃうよね』
「?…うん」
それが?というような顔をする尾白。
『邪魔になったりしないかな??
しかも見た感じ、本当にヤバそうなやつらも居たしさ…。
ほらさっき聞き出した、顔に手付けてた…五指で触れたら破壊しちゃうやつとか
あと個性複数持ちでオールマイト級パワーとかいう脳無??とかさ
私達の力が通用するのか…』
「…ちょっと待って、助けるってそっち行くのかよ!?」
なにいってんだほんとに!!とでも言うような顔をする尾白に、楓風もだからなに?と言いたげな顔をした。
「待って、先にクラスのみんなの安否の方が心配だよ!」
『えぇ、でもあんな雑魚ヴィラン…』
「だったら皆も終わってる可能性あるから、合流してから考えた方が!!」
『ん~、まぁ…そんなに言うならそうしよっかぁ…。
いや、ダメ。なんか負けたみたいだし!!』
「え、そういう理由…」
(やっぱ成瀬さんって不思議なとこあるわ…
かわいいのに…)

そんなこんなで外に出ることが出来て、当たりを見回す。
すると娃吹、緑谷、峰田が水難ゾーンからこちらの方に向かって来ていたのが見えた。
楓風達は駆け寄ると、どうするか話し始めた。
『無事だったんだ、よかった!!
あのね、尾白くんには止められてるんだけど…私これから広間の方に行こうかなって思ってて』
そう告げると、三人は驚いた顔をした。
「楓風ちゃんも緑谷ちゃんと同じこというのね」
「実は僕もそう思ってて…!!」

『相澤先生さ、みんなを安心させるために無理したんだと思うの。
だから少しでも手助けしたくて…!!』
「成瀬、お前緑谷と全く同じこと言うじゃねぇか!!
大丈夫なのかよぉ…!!オイラはやめた方がいいと思うぜ…!!」
『私は、行くよ』
と、決意をしてふと広間の方を見ると。
「「「「『……!!!!』」」」」

言葉がでなかった。





相澤先生が、脳無に潰されていた。
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