• テキストサイズ

優しい貴方【鬼滅の刃】

第4章 ふわふわの綿菓子のよう


「……好きだ」

「!!」

「何度でも言うが、好きだ。俺はお前が好きだ。不安になるな」

ポン、ポン、とあやす様に頭を優しく叩かれる。その手がとても優しくて、暖かくて。

ほろほろと私の瞳から涙が零れた。

堪らず小芭内さんを抱きしめる。

「小芭内さん……小芭内さん……!
好き、私も好き…!大好きです!」

「ああ。」

小芭内さんは返事すると、ドサッと私を布団に押し倒した。そして直ぐに、小芭内さんの唇が私の唇に重なる。

「っ、ふ……」

直ぐにその唇は離れてしまう。

すると、ペロリと目元を舐められた。

「ひゃっ!お、小芭内さん!?」

「しょっぱいな」

小芭内さんが舐め取ったのは私の涙だ。
反対側の涙も舐め取られた。

びっくりして涙なんて引っ込んでしまった。

ちゅ、ちゅ、と目頭、頬、額、鼻先など
顔の至る所にキスを落とされる。
/ 144ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp