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優しい貴方【鬼滅の刃】

第4章 ふわふわの綿菓子のよう


ふと、そう言えば小芭内さんは蜜璃ちゃんが好きなはずなのに、どうして私を好きになったんだろうと考える。

これは聞いてもいいのだろうか。

でもなぁ。

「何だ、先程からチラチラと」

「あ!いえ、なんでも……無くはない、かな」

「隠さずに話せ。」

小芭内さんが珈琲を啜りながら目だけをこちらに向ける。

「あの、小芭内さん。小芭内さんは蜜璃ちゃんが好きだったんですよね?」

私がそう言った瞬間、小芭内さんの眉がピクッと動いて明らかに不機嫌そうになる。
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