第7章 ❀縺れ合い解け合い
小芭内さんが私の浴衣をグッと引っ張ってはだけさせる。
「!?やだ、やめて小芭内さん!」
小芭内さんは無理やり私の胸を鷲掴むと酷く揉みしだく。
「いっ、ぁ…痛いっ…!」
こんな荒々しい触り方なんてされたことないのに。なんでこんなことするの?なんで小芭内さんが腹を立ててるの?
何も、分からないよ……
虚しくて「ひっく…」と喉が鳴る。
すぐに泣いてしまう自分が弱くて嫌になる。
「ひっ、ん…!」
乳首を小芭内さんに咥えられた。
ここで最後までやるつもりだろうか。
チュプッ♡︎ヂュッ♡︎
と吸われて、私の身体は素直に反応してしまう。悔しい。悔しいのに。
私はやっぱり、小芭内さんが好きだ。
「やだっ、小芭内さん…っ!
やめて…やめて…っ!」
情けなくも泣きながらそう叫ぶと、
小芭内さんは顔を離してくれた。
しかし、すぐにグイッと引っ張られて床にベタンと這いつくばった。