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君という魔法【ハイキュー‼︎】

第1章 きみを見つけた日





「なまえも手伝ってよ…リエーフと二人とか、面倒くさい」

『駄目、私はクロに頼まれてた資料渡しにいってから烏野の迎えと案内いかなきゃだから!じゃ、よろしくね!』

「えー…」


飄々とそう言いのけたなまえは、研磨の肩をぽんぽんと叩くとさっさと走って行ってしまった。
遠くなっていく華奢な背中を見つめながら、研磨は小さくため息を吐き、ぼそりと呟いた。


「…ゲーム…落とさないでね…」


聞こえるわけもない小さな声は、ひゅうと吹いた風にかき消された。

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