第3章 無限列車編
しのぶ「あぁ、そういえば隠の方達から聞きましたよ
声を出せたそうですね?」
それを聞くと病室にいる全員の目が点になった。小春は硬直している。
甘「小春ちゃん、声出るようになったの!?
何か話してみて!」
しのぶ「私も聞きたいです、」
宇髄「なら、今日から紙に書くのは禁止だな。
ほら話せ。」
半ば恐喝されている小春。
確かにあの時話したのは事実だが、危機的状況だったため仕方がなかったのだ。それに話したものもカタコトで上手く言葉が話せない。
小春はすぐさま布団を頭からかぶり、中で小さく丸まった。
甘「小春ちゃん!私の名前呼んで!」
宇「て・ん・げ・ん!!はい、復唱!!」
『……ッ…(フルフル』
そして、この状況は連日続いたのだった。