第3章 無限列車編
甘「小春ちゃん……本当に大丈夫なの…?」
しのぶ「怪我には問題ありません。4日経っても目覚めませんが、」
目の前で静かに眠っている彼女。無限列車での戦いが終わって以来、小春は1度も目を開けていないのだ。毎日誰かが病室に来ては静かに出ていく。
特に宇髄、甘露寺、不死川の3人は悲しんでいた。
宇髄「よう、胡蝶!!小春は起きたか?」
しのぶ「いいえ、まだです。」
伊黒「本当は既に死んでいるのではないか?」
甘「ちょっと伊黒さん!!そんな事言わないでぇ!
私…もしも小春ちゃんが死んじゃうなんて耐えられないわ…」
宇髄はベットのすぐ横にある椅子に腰かけ、小春の髪を撫でた。いつもなら少し照れて笑顔を見せる小春が今では静かに眠っている。
宇髄「嫁がお前の帰りを待ってんだ。さっさと起きやがれ小春。」