第3章 無限列車編
炭「お前なんかより煉獄さんと小春さんの方がずっと凄いんだ!!強いんだ!!
煉獄さんも小春さんも負けてない!!
誰も死なせなかった!!
戦い抜いた!!守り抜いた!!
お前の負けだ!!煉獄さんと小春さんの勝ちだ!!
うああああああああ!!!」
炭治郎くん、
あなたはどうしてそんなに優しいの。
私は重い体を動かして炭治郎くんを抱きしめる。
煉「もうそんなに叫ぶんじゃない。
腹の傷が開く。君も軽傷じゃないんだ。
竈門少年が死んでしまったら俺の負けになってしまうぞ?」
私の腕の中で炭治郎くんは泣き続けた。
煉「水那月少女…いや、もう少女ではないな。
君が柱になったばかりの小さい時に会ったのに、ここまで強くなっていたとは。
よもや、小春…すごいな、頑張ったな」