第13章 初任給と偶然と、パンツと学校と
『本当ですか?』
「ん?」
『はたけさんは…本当に、私の気持ちを 知りたいと思ってくれていますか?』
私はカカシを真っ直ぐに見つめる。
そして、彼は私を見つめ返してくれる。
「勿論ね。…どんな些細な事であっても、知りたいと常に思ってるんだけど」
「な、なんだこれ」
「ちょ…二人とも、何なんですか急にこの空気!」
サスケとイルカが、私達に話しかけるが私とカカシは構わず話を進める。
『…分かりました…。はたけさんがそう言ってくれるなら…。私、ずっと思ってる事があるんです。
言おうかどうか、迷っていたんですけど…』
「迷う必要なんてないよ。後でゆっくり聞こうね。
…って事だから、なんか悪いね二人とも」へら
「う、ウザい…」思わず手が出そうだっ
「サスケ…それは、俺も否定しない…っ」
夕食が終わり、私とカカシは話をする為に立ち上がる。
『あ、あの…少し恥ずかしいので、二人きりで話したいんですけど』
「そ、そうね。やっぱり二人の方がいいよね。
…じゃぁ寝室行く?」
「俺と!!サスケが!!寝室で待っているので、お二人はここで話をして下さい!!なぁサスケ!!」
「あぁ」こくこく
「チっ」
私は二人の申し出を受け、ここにカカシと残る。
サスケとイルカは宣言通り寝室へと移動した。
「……えっと、じゃぁ、その
聞いても、いいかな?」ドキドキ
『…はい』