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[名探偵コナン]I treasure you

第72章 Memory



ハギは、が公安から刑事課に異動になったと教えてくれた

休職からあけたら捜査一課だそうだ
松田も伊達も、と仲のいい佐藤もいるから安心だとハギは笑った

「陣平ちゃんが1歩リードだな」
「お手柔らかに頼むよって伝えておいて」

公安の仕事には関わらせない方がいいって俺もそう思う

赤井にも報告しなきゃな…
あいつはあいつで気に入っていたから、ショックを受けるだろう…

検査の結果も良好で退院しても問題ないと言うことだった


引っ越した家は誰も知らなくて、お土産を送ってくれた伝票を頼りにの家を探した


「ここか…」
「いい部屋だなー」

鍵をあけて中に入る

は不思議そうな顔をしてた

「なんだか、自分の家じゃないみたい…」

「引っ越したばかりだからねぇ」

俺は掃除
ハギとは買い出し

松田は仕事を終えてこっちへ向かっている

「こんなもんかな…」
「ただいまー」

掃除を終えると2人が戻ってきた

「これまたたくさん買い込んだなー」
「ちゃんの退院祝いだし、お前連れて飲みに行けねぇんだし、これくらい」

まぁ、確かにおいそれと外には飲みに行けない

が軽い料理を作ってくれてる
記憶をなくしてても、料理の仕方はわかるみたいだ

本当に俺らのことだけ忘れてる

にとって俺たちは忘れたい存在だったのか?と少し疑ってしまう

悩ませすぎたんだな、好きだなんて言っちまったから…と自己完結させた

松田もやってきて退院祝いの始まりだ

「いつから仕事復帰するんだ?」
「一週間後にしときなさいって言われました
体力つけなきゃ…」

「俺の後輩だ、ビシバシ扱いてやるからな」
「松田さん、よろしくお願いします」

苗字呼びに松田は一瞬悲しそうな顔をした

「俺の班でも良かったのに、一緒になれなくて残念だよ」
「爆弾処理なんて私には無理です」
「は解体できる知識は持ってるぞ」
「そうなんですか?」
「昔教えたからな」

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