第1章 はじまり
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広間にはすでに他の刀剣男子達が集まっておりざわついていたが、長谷部が現れると皆の目が集まり、すぐに静かになった。
長谷部を先頭に同田貫、燭台切の順で座敷に入り、皆の前に立つ。
「今日顕現した同田貫正国だ。皆、よろしく頼む。同田貫、前へ」
「あぁ。えーあー同田貫正国だ。よろしく頼む」
「あははぁ、はせべと いっしょです」
誰かの声が上がり、笑い声がもれる。
「そう言うことだから、みんな色々教えてあげてね。夜はもちろん歓迎会だから、お楽しみね」
そう燭台切が言うと、広間に歓声が響いた。皆、にこにこと嬉しそうな顔をしているのを見て、同田貫が拍子抜けしたように長谷部に話しかける。