第13章 私と刀剣男士たちの未来
その頃私は
私「審神者が寝込んでる場合じゃないんだよな…」
治癒能力はあるのだが体力面、精神面に疲労があり治せても軽傷ぐらいの傷しか治せずなかなか自分の怪我を治せずにいた
私「そろそろ政府の人来るんだけどな…座るぐらいせめてやらないと自分のプライド的にも肉体、精神がが死にそう…」
完全に傷がくっついていない状態で体を起こして座ることは困難で激痛が走る
私「いって…チッ!」
痛すぎて苛立ちもありながらなんとか痛みに耐えて座ると光忠が来た
光「主、政府の人来たよって…え!?何で座ってるの!?横になってないとダメだよ!!」
私「ごめん、自分のプライド的に我慢できなかった…座ってられるうちに早く政府の人達呼んでくれ…」
数分後、光忠が政府の人達を連れてきてくれた
政「こんにちは」
私「こんにちは。血の匂いが酷くてすみません。光忠にマスクを用意させているので遠慮せずお付けください」
政「大丈夫だ。お気遣い感謝する。それより横になっていなくて良いのか?貴方こそ無理しては駄目だ」
私「大丈夫です。話を進めましょう」
政「わかった。辛くなったら気にせず横になってくれ」
私「はい」
政「それでは本題に入る。今回の任務成功おめでとう。貴方と刀剣男士達のお陰で歴史が守られた。怪我はしたがよく生きて帰ってきてくれた。それと…」
政府の人は任務が成功した事ともうひとつ言いたげな顔をして黙った
私「覚悟はできています。遠慮なさらずに」
私は本丸解体の話かと思っていた
政「君の体の事なんだが。姿が元に戻らないんだ…」
私「…?」
思ってた話と違ったことにポカーンとしていると
政「あ、この本丸自体は解体は無しだ。今回の任務で時間溯行軍の気配は完璧に消えたがまたいつ襲撃してくるかわからないから政府専用の本丸の君たちはこのままいつもと変わらない生活をしてくれ。あと、今回の成果として褒美を持ってきているから後で見てくれ」
私「は…はぁ。あ、あの褒美などは嬉しいのですが姿が元に戻らないとはどういう…」
政「それが、君が昔、伊達政宗だったということが関係していてる。簡単に言えば元の姿に戻っただけだから気にしないで。ということなのだが、そうもいかないよな(笑)」
私「笑い事じゃないですよ…」
澪にどんな顔して会えば良いんだよぉぉぉぉ