第8章 記憶
次の日
起きてメイクしてると乱が入ってきた。
乱「あるじさーん、おはよ!今日はどんな服着ていくの?」
私「おはよう。んーどうしよう。普段、着物着てるから迷うな。」
乱「燭台切さんと出かけるんだよね?」
私「そうだよ。」
乱「じゃあ、燭台切さんの服装に合うのはこれとこれとこれ!」
私の持っている洋服から黒のタートルニット、膝下位の青のスカート、羽織るものを選んでくれた。
私「ありがとう。スカートとか久しぶりに着るなー。」
と言いながら着替えると
乱「わぁ!あるじさん可愛い!!髪もふわっとまとめてて良いね!」
私「ありがと。あんまり見ないでー。」
と話してると光忠が来た。
光「主。準備できた?」
私「できた。」
光「入るよ。」
私「うん。」
光「可愛いね。着物じゃないから新鮮。」
私「あんまり見ないでよ。恥ずかしいじゃん…」
光乱(僕らの主、何でこんな可愛いの…)
光「ごめんごめん!行こっか。友達待たせちゃ悪いからね。」
私「うん。乱、お土産何がいい?」
乱「お土産!良いの?」
私「皆にも買ってくるけど服選んでくれたから乱には特別。」
乱「やった!ありがとう!あるじさんに任せる!」
私「わかった。楽しみにしててね。」
乱「はーい♪行ってらっしゃーい!」
私は光忠と本丸を出た。
良い天気で風が程よく冷たくて気持ちよかった。