• テキストサイズ

届かないとしても

第4章 そんな所も好き*


さよなら、と言って来た道を戻って行く先輩の背中を見ながら1人混乱した頭で考えていた。


好きって言った。先輩が。
恋愛感情の好きじゃないことは知っている。
それでも今まで好きなんて言ってくれたことなんてなかったから。


どうしよう。嬉しい。
今日は嬉しいことばかりだ。





これって、先輩に好きになってもらえる可能性はあるってことですよね、先輩


「…よし!来週からまたいっぱい好きって伝えるぞー!」







絶対に好きになってもらいますからね、先輩!

--------------------------------------------------------

次のページにおまけがあります
/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp