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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第14章 戦場、木の葉


「お前のような奴に何も話すことはない!!」

あちこち建物が崩壊されて更地と化していた所にイルカと負傷者、暁が見えた

「ーーーそうか。それなら死んでもらう。」

オレは咄嗟に駆け寄り暁が鈍器を振り上げるのを阻止する

「…なるほどね。派手に暴れて注意を逸らして…かたや陰ではコソコソ捜索か」

「カ、カカシさん…!」

「急いで負傷者を連れて逃げてください、ここはオレに任せて。」

(楓が心配だ、早くこいつを片付けなければ…)

「…っ、お願いします。カカシさん…」

「あぁ。…ここで終わりだよ。ペイン。」

オレンジ色の髪にいくつもの黒いピアスのようなものが皮膚に埋め込まれているこいつが
自来也様をやった奴だというのがわかる

「…ふん。ならばお前に聞く。九尾はどこだ」

ナルトはいま修行でこっちの世界にいない。
それに…

「…お前がやってることは全部無駄だよ。ここの人間はそこらの里と違う。
たとえ自分の命が奪われても、仲間を売る奴は…1人もいない。」

ナルトはもう、皆んなが認める木の葉の一員だ。
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