第1章 ボクのキモチ【R18指定】
眠りについた菊丸の、右頬に貼られた絆創膏に優しく触れる。
「クスッ...本当に可愛い寝顔だね。」
今からボクは
君との関係が壊れてしまう
決して許される事の無い、
秘め事をするんだよ?
でも優しい英二の事だから
きっとボクノキモチ
受け止めてくれるよね…?
チュッ
クチュッ…
最初は優しく、段々激しいキスへと変化していく
求めても、求めてもまだ足りないよ
「んぅ…これ邪魔だな…」
キスをしながら英二と自分のシャツを脱ぎ捨てると、
「ん……不、じぃ?」
睡眠薬が切れたのか英二が目を覚ました
英二が寝起きのトロンとした目でボクを見ている。
「起こしちゃったかな?
…まぁ、途中で起きてもらえるように量を調節したんだけどね」
「んにゃあ?…どういう意味?って…わぁ!何で俺達、服着てないんだよ!?」
やっと意識がはっきりしたのか、驚きの表情を見せる。