▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第3章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *石田三成ルート*
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書物の筆跡を辿れば、先人の知恵に出会い、知らぬ土地に思いを馳せ、胸躍らせて。
それが身に沁み、血潮となる心地がして、時が立つのも忘れるほどに夢中になれた。
私の考え及ばぬ知識は、私を十分満たして。
その繰り返し。
それだけで満足だったのに…貴女が現れてから、私の世界は一変した。
貴女を見るたび、私の知らない景色を教えてくれて。
いろんな表情を見せてくれて。
会うたび新しい貴女を知って満たされて、気が付けば夢中になっていた。
もっと知りたいと思う心は膨らむばかり…
そのうち、思いばかりが積もりに積もって、心は飢えて貴女を求めてやまないのに。
私を満たす書物などあるはずもなく、この飢えは満たされないまま。
知りたくて、知りたくて―――…飢えて死んでしまいそうです。
貴女を知りたい。
甘く香り立つ貴女で私を満たしてください。
蕩けるほどに甘い甘い
―――…貴女ヲ食ベテシマイタイ。
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