第7章 ラーメン食べよう〜六つ子と私
結局、そのまま六つ子と同じテーブルに着かされてしまった。
しかも通路側の端っこではなく、真ん中。
完全に逃げ道を塞がれた・・・
「なんだよナス子~! お前一人でラーメン屋になんて入るのぉ?ちょっとそれは女としてどうなのぉ? しかも夜中だよぉ?可哀想な人間だねぇお前って」
コイツ殺す。
赤いパーカーをさらに真っ赤に染めそしてそれに火を点けたい。
あ、ちょっとサイコパスみたいになっちゃったな。
でもほぼ本音だな困ったなぁ。
っていうか!おそ松酒くさっ!
「ちょっとおそ松もうちょっと離れてくれる!? 酒臭いんだけど!」
ぐいぐいとおそ松の肩を押すが、一つのテーブルになんせ7人もいるので距離を取ろうとしても無理があった。
「言っておくけど一番横幅取ってるのお前だからね? 横の一松ケツ半分しか椅子に乗ってないからね??」
「え?! ごごごめん、一松! もっとこっち寄っていいよ!」
「いや大丈夫だよ・・・そういうプレイだと思えば楽しいよね・・・ヒヒッ」
ケツ半分空気椅子ってどういうプレイ・・・?
一松って時々理解出来ない性癖表に出してくるよね・・・
お姉ちゃん一松のそういうとこちょっと心配だよぉ?