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【イケメン戦国】 EXTRA BOX

第3章 PRISONER 【上杉謙信】 【R20】


―……


「あっ!……あああんっ!イくっ……あ……なんで……」


ただでさえ長時間湯船に浸かったために逆上せて身体中の力が入らないのに、そしてその前に何度もイかされて身体が敏感になっているのに、そこにさらにお兄様はさらに刺激を与えてくる。

そして絶頂しようとする寸前に舌での愛撫は止められる。
逆上せて気持ちが悪いのか、身体が敏感になっているのか、それとも焦らされているからもどかしいのか……そんな思考回路までぐちゃぐちゃにされて本当に頭が狂ってしまいそうになる。


「お兄様ぁ……もうだめ……私もうだめだから……イかせて……せめてイかせてほしいのお……」


できるだけ耐えたつもりだけど、きっとそんなに長い時間は耐えられていないと思う。
でも、せめてせめぎあう感覚のなかから“じれったさ”からだけでも解放されたい気持ちには勝てなかった。
生理的な涙をぼろぼろ流しながら必死に働かない頭で懇願する。


「やっと素直になったか……いいだろう……今夜も俺の体力が尽きるまでイかせてやろう……俺自身で」


私に覆いかぶさって耳元でそう囁かれた直後、一気に下腹部に質量が押し寄せる。


「んっあああああ!」


目がちかちかして、脳細胞がしゅわしゅわと蒸発する感覚……一瞬でイっちゃったみたい。
……で、でもこれ……


「お兄様……や……抜……いて」

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