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【イケメン戦国】 EXTRA BOX

第3章 PRISONER 【上杉謙信】 【R20】


―……


「あれだけ無防備な姿で踊ろうとするなら……悪い虫がつかないように対策を打つまでだ。」


さきほどおそらく『見えないところにつけろ』と言いたかったであろう内容に返答しながら、ボディソープをネットで泡立てて梨沙の肌に滑らせていく。


≪お前のこのような姿を見られる権利を、ずっと独占し続けていたい。≫


連れ子であれど、“妹”に自分がこのような感情を持つようになったのはいつからだろうか。


父と母が再婚したのは10年以上前のことだった。
母が連れてきた梨沙は歳も離れていたので“妹”としてとてもかわいいと思っていたが、なぜか梨沙は俺にはなつかなかった。
父や母には親しげだったが自分が話しかけるとどこかしら距離を感じたし、“お兄様”という呼び方もその一例だろう。
そんな梨沙に兄として“精神的に近づきたい"と本来は思っていたはずだった。


しかし父が亡くなる3ヶ月ほど前、それまでの感情が一気に変わった。
毎日父の看病を学校帰りにしていた梨沙を手伝いにやってきた友人の男子学生に、梨沙が笑顔を向けていたのを見た瞬間、胸が焼けつくような猛烈な嫉妬心に駆られた。
なぜ、俺には向けたことのないような表情をその男には向けるのだ、と。


ふとあの時の感情を思い返して、“梨沙のすべては俺のものだ”と示すように梨沙の胸を強めに掴む。


「ぁっ!……お兄様……っっいきなりしたらびっくりするからっ」

「そう言ってはいるが……ココは既に反応しているようだ。」


胸を強めに揉みながら、指先で触れるか触れないかくらいのところで突起を愛撫すると、さらに梨沙からは甘い声が漏れた。


「あっ……お兄様だめぇっ……ぁっ」

「だめ……か。素直になるまで嬲ってやろう……。」

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