第1章 YOURNAME【明智光秀】 【R18】
ー……
“俺の顔が見たい”
自分の予想を大きく外れた意外な“おねだり”に一瞬息が詰まった。
“心臓を鷲掴みにされる”感覚。たとえるならまさにこの言葉。
≪こんな嬢に本気で絆されるとは……俺も愚かになったものだな……。≫
それまではまだ余裕があったはずなのに、この言葉ひとつでその“余裕”は虚像だったかのようにガラガラと崩れていく。
桔梗、お前が望んでいるのと同じように、俺もお前のかわいい顔を時間の許す限り見ていたい。
「いいだろう……お前のお望み通り……抱いてやろう。」
***
「っっ……」
散々桔梗の顔を見ながら指でソコをほぐして、自分の高まりをゆっくりと挿れていく。
≪本当に嬢かと疑いたくなるほど……狭いな≫
「桔梗……痛くはないか?」
全て自分のモノが収まったのを確認して表情を歪める桔梗に問うと、少し意外そうな顔をされながらこくんとうなずかれる。
俺が意地悪ばかりするから、こんな質問をするとは思わなかったのだろうな。
だが、あながち桔梗の反応も間違いではない。俺が女に対してこのような質問を投げかけるのは初めてなのだから。
「なら、動くぞ……もし痛かったら……俺の背中に爪を立てろ」
「政秀さんの……好きなようにしてほしいです……あ、でも爪は立てられな……ああっ!」
これでもかというほど焦らしたから、桔梗のソコは少し突くだけでヒクヒクと痙攣して俺のモノを締め付ける。
余裕なんてもうないが、それでも桔梗の前でみっともない姿をさらすわけにはいかないからな……。
「イきたかったら、イけ……イく顔も見ていてあげようっっ……」
「やっ…それは見ないでくださっ……恥ずかしいから」
「……なんだ……顔を見せてほしいとおねだりしたのはお前だろう……っ……」
そんなことをいいながら最奥を突くとさらに桔梗のナカが締まる
「っっ……もう俺にも余裕がない……大人しくイけ……」
「あっ……政秀さっ……いっちゃう……私も……もうだめだから……いかせてくださっ」
「イイ子だ……ご褒美をあげよう……。っっ!」
その瞬間、俺は桔梗のナカ……正確に言えばゴム越しに自分の欲を吐き出した。