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【進撃の巨人】愛を込めて花束を(R18)

第1章 ※それは月夜の酔いのせい?






後には戻れない。

自分を抑制、出来ない。



抱き寄せている腕の力を解き、優しく、床に組み敷いて。

瞳に掛かる前髪を払うと、美咲は大きな瞳を、細めた。



……いつも、怯える事もなく凛とした表情で、壁外調査に向かう女。

隙のない空気を纏って、訓練に励む女。



そんな女が、オンナの顔をして俺の下にいる。



そのたった一つの事で気持ちが高ぶって。



唇に。

頬に。

額に。

首筋に。



出来るだけ優しく、キスを落としながら、指先は下の方へ。



モゾモゾと動く美咲の足を捕まえ、腰から勢いよく、ズボンも……ショーツまでをも脱がせて。

大きく目を見開いた美咲の唇を、再び奪った。



「ン……ふ……ッ?」



静かな部屋に響くのは、美咲の甘い、甘い、声。と。

俺の指先から伝わる、クチュ。と、いやらしい音を立てる水音。



秘部は既に、すげぇ事になっていて。

驚きと同時に、嬉しさも、ある。



指先に少しの愛液を混ぜて、蕾を擦ると。



「ひッ……ん!……、あ……ぁ!」



擦る度に、ビクリと反応を見せる美咲を、キツく抱き締め、呼吸すら奪うように重ねる唇。



嫌われたくない。

壊したくない。

怖がらせたくない。



そう思う、のに。



コイツをめちゃくちゃにしたいと思う俺は、どこからおかしくなっちまったんだ?




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