Why大奥!?Trafalgar医院【ONE PIECE 】
第8章 ロー
「…ぁっ…っふ…」
ここに来てからどれくらいの時間が経ったか分からない。
手加減など一切ないその動きに、ナツの瞳からは徐々に光が失われていく。
ぐちゃぐちゃと鳴り響く秘部に、何度彼の熱を吐き出されたか分からない。
感覚が麻痺しつつあるナツは、掠れた声を上げる。
閉じられた瞳。
もう、目を開ける力すらも残ってはいなかった。
「……ナツ」
そんな彼女を、ただずっと見ている彼。
反応が鈍くなっても犯し続ける目の前の男には恐怖すら覚える。
ナツは呼ばれた声に、ゆっくりと瞳を開いた。
「…っ…ぁ…」
どうして、そんな悲しそうな表情を……
視界に写った彼の表情に、ナツは困惑した。
泣きたいのはこっちなのに、どうして彼が泣きそうな顔をしているのか。
ナツはゆっくりと彼に手を伸ばす。
涙など流れてはいないものの、それを拭うかのように手を這わせる。
その瞬間、彼は驚いたような表情を浮かべた。
ローがナツの手を掴もうとした時
彼女の意識は静かに闇へと落ちていった。