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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第13章 竜宮城編(原作沿い)








「………あり?おぬし、
どこかで見たことある顔じゃの。」


「ぬお?その隻眼…若かのぉ?」


「何を言っておる。もう若くないわ!」


休憩を終えて部屋を出ると、
ちんまりとした白髪の隻眼に会った。
敏木斎様サイズになった若は
可愛らしいマスコットのようだ。


「若も『びーごじゅうななちく』に
いくのかぇ?」

「その変な言葉は分からぬが、
わしらはみちゅ子さんを追っておるのじゃ。
おぬしも来るといい。」


「みちゅ子さん?」




「おーい!こっちじゃ〜」

遠くでこれまた背の縮んだ
チャイナ服の女が呼んでいる。

これまた見たことある輩じゃ。

…誰じゃったかのぉ。




「よし、行くぞ。仕事じゃ、澪。」

「承知じゃあ。いっちょやるかのぉ。」







チャイナのおなごが手招きする方へ
わしらも歩き始めた。










「みちゅ子さんみちゅ子さん、
わしのあさごはんはまだかいの?」

「うごっ…………おああああ!
なっ…このババア…ものスゴイ…力……」


「みちゅ子さんみちゅ子さん、
わしのあさごはんはまだかいの?」



階段を登った先に
太ったおばあさんが見える。

それを見たチャイナのおなごが
頭に思い切りしがみついた。

「若、あれがみちゅ子さんかぃ?」

「そうじゃ、みちゅ子さんじゃ。
澪もちゃんと挨拶するんじゃぞ。
さて、ワシも行くかの。」

チャイナのおなごによって
転ばされたみちゅ子さんに若が絡みに行く。


「あ〜、ワシも行くんじゃあ〜」




若が袖を引っ張る中、
ワシは腹の大きな帯に抱きついた。


「みちゅ子さんみちゅ子さん」


「だからみちゅ子じゃねぇって
言ってんだろ!!」


「ふぇえ?みちゅ子さんは
みちゅ子さんじゃろ?
ふむ…お腹が大きいのォ。
もしやみちゅ子さん身ごもっておるのか?」


「違うわああああ!
セクハラで逮捕するぞクソジジィ!!!」


「名前は背苦波羅(セクハラ)と言うのか。
今流行りのキラキラネームよのォ。」


「そんな名前あるか!!
子どもが可哀想だわああ!名前だけで
犯罪者になってるじゃねーかァ!!」


「おう、2人目は河合荘と言うのか。
変わっとるのぉ…。美少女が出てきそうじゃ」


「それは僕らはみ〇な河合荘じゃろうが!!」


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