第7章 ハロウィンナイトは危険なあなたと【十四松】

「可愛いよ……愛菜ちゃん……」


十四松は、くちゅくちゅと愛菜の秘部を手で可愛がる。愛菜の蜜壷から溢れてきた愛液を指で絡め取り、塗られた蜜と混ぜ合わせる。


(愛菜ちゃん、トロトロだ……。それにすごく気持ち良さそう……)


愛菜は、欲情した真っ赤な顔で目をぎゅっと瞑り、はあはあと快感に身を任せている。


(そんな顔されたら、ぼくも気持ちよくなりたくなっちゃうよ……)


十四松は、手を動かしながら、もう片方の手で自分の胸元をサラリと撫でた。次の瞬間には服は全て落ち、十四松は裸になっていた。


「十四松くん……？」
愛菜が驚いて目を開ける。


十四松は愛菜に覆い被さり、自身の裸体を密着させた。
　

「あ……」
体温が直接伝わってくる。十四松がぎゅっと愛菜を抱き締めると、彼女も同じくらい強く抱き締め返した。


「愛菜ちゃん大好き！　ぼく、ずっとこうしたかったんだ！」
十四松が声を弾ませる。


「うん、私も……」
十四松の腕の中で愛菜は恥ずかしそうに返した。いつの間にか恐怖は消えている。


(ヴァンパイアでも人間でも……ここにいてくれるのは私の大好きな十四松くんだ……)


とろける蜜の温かさと互いの体温が溶け合い、二人はうっとりと身体を絡ませる。