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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑 治)⑤


相変わらず真っ直ぐで
納得するまで突っ走ってしまう所
全然変わってへんくて

ここで俺が"普通やった"って
笑えばサクラは安心すんのかな
アレはヤッパリ見間違えで
二人して狐につままれたんかな?とか
笑えるんかな?

〈侑くん?
姫凪と…〉

ゴメン、サクラ。

「なんもなかった。
拒否られてもうたわ…」

俺は弱いなぁ

〈え…?ゴメン…!
私無神経で!
侑くん帰って来ンかったし
てっきり…!!
うわ、最悪…私、最低やん…!〉

せめてオマエだけでも笑えたらって
思ってたのに全然アカン

「サクラ…ごっつ、辛いねん」

〈泣きなや…〉

「泣こうや?お前もメッチャ
泣きそうやん」

〈…泣いたら認めたみたいやん
あの二人の事…
嫌やよ、疑いたくない
でも…疑心暗鬼と嫉妬で
グチャグチャになりそうやねん〉

巻き添えにしてゴメンやで?
一人で泣くには
夜が長過ぎんねん

空っぽの手が
支え合える手を探してんねん
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