第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑 治)⑤
ヒヤリと通る風に肌を震わせると
「まだ震えんの早いで?
脱がされの今から本番やねんから
もっと俺の好みの所
ちゃあんと見せてや?」
ニヤリと口角を上げて
下着を引き下ろして
床に落とす
「なん?もう濡れまくってるやん
えっろ…こんなエッチな汁で
部室汚したら北さんに
お仕置きされるやん…
綺麗にせな、なぁ?」
秘部に顔を近付けた侑が
長い舌で唇を濡らし
割れ目に優しくキスを落とす
柔らかい唇の感覚に奔る快感に
腰を大きくバウンドさせ
侑の髪の毛に指を絡ませると
「それはもっとヤレって事か?
しゃあないなー…
声は我慢せぇよ?」
嬉しそうに笑った侑が
震える腰を掴み舌を膣内に捩じ込んで
ヌプヌプと音を立てながら
愛液を啜って来た
『…ンぁっっ!
それ、アカンッッ』
我慢しろと言われた事なんか
もう理性の片隅にしか
引っ掛からず
高い声を響かせる私に
「そんなエロい声出して
誰かに聞かれたらどうすん?
塞いだらなアカンか?」
また笑う侑