第22章 近過ぎたキミ⑦(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠完結
「はーい、行ってきまーす!
さぁ、行くよ?
オレの姫凪ー!」
フワリと浮く身体に
夢かな?と一瞬
思ったけど
「へへっ!皆に言っちゃったね!
これから少しは大胆な事も出来るから
楽しみにしときなよ?」
甘い言葉と満面の笑みと
伝わる早い心臓の音が
『うん…楽しみ…徹…大好き』
「知ってるよ
後で部室ね?待ってるよオッケー?」
念押された約束が
私と徹の全部が
夢じゃないって思わせてくれる
『もちろん、オッケー…』
広い胸に緩んだ顔を押し当て
心地よい振動に目を閉じた