第22章 近過ぎたキミ⑦(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠完結
『ねぇ!どういう事かな!?
私まったく分かんないんだけど!?』
やっと出た声は
「オレのオンナに手を出すなって
宣言するって事かな?
姫凪はオレのオンナだから
いくら親友でも手を出したら…
分かってるよね…?おまえら?
姫凪…おいで…?」
徹の唇で止められた
目を丸めたのは
目の前の三人だけじゃない
もちろん私も。
三人と違うのは
ひとつだけ。
「姫凪!?!」
「うわ〜…やっちゃったね〜…」
「え…泡吹いてね?」
「ヨダレだろ?
及川、サッサと保健室に運んで来い
練習遅れたら殴る」
余りの事にいろんな機能が
停止して
地面にへたり込んだって事だけ。