第22章 近過ぎたキミ⑦(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠完結
引き出される様に
気持ちを叫ぶ私に
「うん、だったら諦めるしかないね!
幸せになってね!
出来る限り…協力するつもりでは…いるし
だから…今度私が困ってたら…
協力してよね…
ギブアンドテイク…」
笑って話ながらも
目の端からは涙が落ちてる
『ごめ…』
「謝らないでよ!」
顔を覆う手を濡らす涙に
タオルを押し付けて
『ありがと!』
ギュッとハグをする
軽く抱き返されたと思った途端
「女子に
抱き締められても嬉しくないー!
それに…及川さんに
殺されたくないから…
バトンタッチ!!」
押し返される身体