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交わりの祠【R18】

第6章 ★薫の秘め事(~P83)


まだ拭けというの…!?


薫は羞恥で更に顔を真っ赤にさせる



「薫さん、貴女に触って欲しい」


「奏月さん…」



″拭いて″が″触って″に変わっていることに気づいていなかった


ドキドキと激しく心臓が鳴り、理性を失いそうになる



「失礼します」



薫は固くなったそれを左手で掴むと、右手で先端を拭く


拭きながらも薫は奏月自身に目を奪われていた


大きくてとても立派で


このまま舐めたい…そんな感情を押し殺す







「…薫さん、ありがとうございました」



気がつけば何度も先端を拭いていた


奏月に声をかけられ顔を上げると



「もう十分です」



そう言って奏月は笑顔を見せた



「そうですか。では、失礼します」



薫は桶と手拭いを持つと直ぐに客間を後にする


台所で湯を流すと薫は高鳴った胸を押さえる



…私ってば、期待してた…!?

あのまま舐めるように言われると思ってしまった

それなのに、何もなくて…私ってば…ショックを受けてる!?



止められなければ求められ無くても舐めていたかもしれない


そう考えただけで泣きそうだった



これじゃぁ私、ただの変態じゃない…


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