第47章 ちーずけーき
S 「じゅーん♪こっちも開けてー♪」
今日そんなに荷物多かったっけ?
玄関ドアを開けると、手のひらサイズの雪だるまを両手で大事そうに持った翔がニコニコしながら立っていた。
「翔が作ったの?」
S「うん♪可愛いでしょ?じゅんに見せたくて連れて帰って来たの!」
よく見ると翔の手のひらは真っ赤になっていた。
「翔!ほら風邪ひいちゃうから、早く中に入ろう!」
S「雪だるまさんも一緒にいい?」
「部屋の中じゃ溶けちゃうから、玄関に置いておこう?」
S 「うん・・わかった」
雪だるまを置くと、2人で部屋の中へ。