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ひとしずく【気象系BL】

第1章 はちみつ


本当はすぐに戻りたかったけれど
車まで走って目当ての物を手に取る。
お土産にってスタッフから貰って、そのままにしていたの忘れてたんだ。

今度こそ急いで翔さんの待つ楽屋に戻ると
苦しそうに咳き込みながらソファに凭れている。

「はいっ!お水飲むよ!
薬も飲んでないんでしょ?」

S 「かず有り難う。ごめんね迷惑かけて」

いつも2人の時にしか呼ばない言い方で私のこと呼ぶんですね。相当身体がツラいのかな。
それに、迷惑なんて思う訳が無いのに
もっともっと甘えてくれて良いのに。
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