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ひとしずく【気象系BL】

第46章 あいのうた


トントントン

トントントン


ドアをノックする音がして、ゆっくりソファから立ち上がった。

ドアスコープから覗いてみると、そこには会いたくて堪らなかった、愛しい人が立っていた。


「かずっ!!!!」


急いでドアを開けると、にっこり笑ったかずが中に入って来た。

N 「何て言う顔してるんだよ」

かずの指が俺の頬を撫でる。

自分でも気が付かないうちに俺は涙を流していた。

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