第42章 かくざとう
S side
起こしてごめんねって今にも泣きそうな顔をして俺に謝るかず。
やっと会えたのに寝ちゃった俺の方が悪いんだよ。
それにどんなに疲れていたって、かずに会えたらそんなの吹っ飛ぶんだから。
かずのことをお姫さま抱っこして、寝室に向かう。
ベットで組敷くと潤んだ瞳で俺を見上げてくる。
チュッチュッ・・チュプ
触れ合う唇。かずの形の良い柔らかい唇が好き。
ハムハムハムハム甘噛みしていると
N 「ちゃんと・・ちゅうしてよ」
睨んだって可愛いだけなのに。言ったらまた怒るかな。
薄く開いた唇から舌を差し込んで、かずの舌を絡めとる。逃がさないよ?ちゃんとするんでしょ?
互いの舌が絡み合い唾液が行き来する。
クチュクチュ・・チュプ
N 「んん・・んぁ・・」
キスをしながらお互い服を脱ぎ捨て生まれたままの姿で抱き合う。