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ひとしずく【気象系BL】
第3章 わたあめ
S side
かずの顔を覗きこむと
唇をギュッときつく結び
瞳からは今にも涙がこぼれ落ちそうだった。
「どうした?何かあった?」
頭を優しく撫でながら
じっと見つめる。
N 「・・・。」
「ちゃんと聞かせて?」
N 「・・言わなかったもん」
ん?俺・・何かした?
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