第20章 ぷりんあらもーど
次の5人での収録日
出来るだけ自然に自然にと自分に言い聞かせる
ソファに座って新聞を広げる翔さん
俺は台本を読みながらチラチラと翔さんを見ていた。
するとニノが俺の隣に座って
N 「おめでとうございます。お幸せに♪」
って言うんだ。
「はぁ?何が?」
精一杯誤魔化したつもりなんだけど
N 「幸せオーラか隠しきれてませんから2人とも。まぁお互いに両思いだったんですから自然の流れですね」
えっ?なにそれ?
それから相葉くんと大野さんも加わり、俺達はかなり前から良い雰囲気だったと力説された。
自分達の方が気持ちを自覚していなかったらしい。
それから映画の撮影は順調に進んだ。セリフの練習は翔さんがしてくれたけど、相手役の俳優さんにヤキモチやいちゃって大変だった。
安心して、俺が大好きなのは翔さんだけだよ。
end