第20章 ぷりんあらもーど
M side
んぅ?
覚醒しきれていない頭でボンヤリ考える
フカフカのベットで包まれるように優しく抱き締められている
あっ・・翔さん・・
昨日のことを思い出して急に恥ずかしくなる
どうしようとモゾモゾ動いていると
S 「おはよ・・良く眠れた?」
翔さんの声が耳許で聞こえる
「・・おはよぅ・・ございます」
恥ずかしい・・どうしよう
クルッと身体の向きを変えられて目の前に翔さんの顔
S 「潤・・俺・・潤が好きだ」
「・・えっと・・それって」
S 「芝居じゃなくて・・本物のお前が好きだ」
重ねられた唇
ちゃんと返事したいのに
俺も・・好きって