第7章 あまつぶ
何も言わずに見つめられ
やらないと許してもらえないと覚悟を決める。
まだ力なく下を向いた自分自身を
そっと握る。
ゆるゆると上下すると少しずつ硬さが増す。
これはお仕置きなのに
段々と気持ち良くなっていく自分に戸惑いが隠せない。
「あっっ・・まさ・・き」
そこへ、さっきクローゼットから出したであろうオモチャを渡される。
オモチャなんて言っても可愛らしいものじゃなくて所謂バイブ。
自分で使ったことなんて無いよ・・。
戸惑っていると
A 「翔ちゃん、お尻だけでイッて」
・・うそ・・だろ?