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砂糖依存症!!

第5章 可愛いあの子にクッキーを




メモ帳とペンの用意よーし

カバンごと持ってきといて良かった
いきなり練習中にお邪魔しちゃうし
差し入れとしてお菓子でも渡すか


え、そんな何十人も部員がいる学校に
渡せるほどお菓子があるのかって?

今日はファミリーパックを大量に買ってきて
あるから全然平気なのだよ
青学って何人だっけ
んっと…33か 余裕で足りるわ


「椎様。
もう少しで青春学園に到着致します」

「あ、はい!」



*


ほんと久しぶりに来た 青学
前きたのいつだっけ1年ぐらい前か?
テニスコートどっちだったとか
かなりあやふやなんだけど


「私はここでお待ちしております」

「あ、すみません!
早めに切り上げてくるんで!!」

「お気になさらず」


跡部んとこの運転手さん出来すぎだろ
こんないい人振り回すとか
ほんとあのキングはだめキング

次に立海も行かなきゃだし
さっさと話つけてこよう!!
確かテニスコートは向こうだった気が…


「あ、ねぇねぇ君たち!!」


丁度かわいい女の子2人組発見!!
これは声をかけずにどうする!


「は、はい?」

「テニスコートってどっちか
教えて貰ってもいいかな」

「なに!?まさか貴方もリョーマ様狙い!?
それならファンクラブ会長である
私を通してもらわないと!!」

「…へ?」


リョーマ様…って誰?青学に
そんな奴いたっけ?あ、もしかして1年?
確か青学は天才1年が入ってきたって
小耳に挟んだぞ
名前なんだったかなぁ


「と、朋ちゃん。いきなりそんな」

「校外に変なファンが増えたら困るじゃない!」

「リョーマ、リョーマ…あぁ!!越前くんか!
悪いけど会ったことも無い人のファンには
ならないかな。
用事あるのは手塚くんとスミレちゃんだし」


そういえばこの三つ編みの子
何となく目がスミレちゃんに似ているような
気がするような、しないような

じーっと目を見つめると
あわあわしながら赤面しだした
え、なになに可愛い





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