白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第11章 蝶を縛る鎖
『あは…ありがと…!
私も…大好きだよ』
あと少しで
この好きがお互いに
違う意味を持つ
終わる
ただの友達の日々
「姫凪
フォローするから
普通に出来る?
姫凪がフラフラしてると
皆心配する
無理はさせないから
いつもと同じように
笑える?」
『ん…頑張る…
マネージャーの仕事を
疎かには出来ないし…』
「偉いね。後でイッパイ
褒めてあげる
ご褒美も買ってあげる」
『やった…ありがと…研磨…』
もう戻れない日々を
あと少しだけ
一緒に演じよう。