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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第11章 蝶を縛る鎖


「姫凪?」

『うん………』

「おいで?」

『うん…』

ユックリ開くドア。

立っているのは
涙で濡れた蝶。

「おいで?」

待ってた

『研…磨…!
鉄朗が…浮気してた…! 
女の子と抱き合ってキスして
好きだって…言ってた…
もうヤダ…信じられない…
研磨…研磨ぁ…』

蝶の羽根が堕ちるのを。

おれに縋って
泣き濡れるのを

「大丈夫、おれが居るよ?
姫凪こっち見て?
おれを…見て……?」
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