• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第10章 華は散り蝶は翔び立つ


『クロ…?
どうしたの?』

姫凪が慌てて布団から
顔を出して
起き上がった

「来たら悪い?」

心配したら悪いかよ?
俺、お前のナニ?

『そんな事…言ってない…
何しに来たの…かな、って…』

何しに来たの?
それってどう言う意味だろーな

来ないで欲しかったに
聞こえて仕方ねぇよ

さっきは
必死で堪えられた衝動

ダメだ。
爪なんかじゃ追いつかない

ココロが痛過ぎて

平常なんか無理
 
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp