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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第9章 堕ちゆく蝶


「何してンだ…って!
違…姫凪…!
見んな!」

鉄朗が慌てて身体を離す 

思わず抱き着きTシャツを
捲り上げると

アチコチに付いたキスマーク

「姫凪…これは……」

聞きたくないよ

『……見てない…よ。何も
行こう?皆、待ちくたびれてるよ』 

鉄朗の服を戻して
私も身なりを整えて
ふらつく足を踏ん張って
長い階段を踏み締める様に
登って行く
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