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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第36章 華と蝶と満ちる月ー華蝶番外編ー


今、泣きそうだった?
泣いてた?

俺が…泣かした?

「クソッ!」

我に返って慌てて
追いかけようとした俺の前に

「赤葦!孤爪!止めろ!」

「はい(うん)木兎サン」

「おい…なんだよ」

「それはこっちのセリフ。
どういう神経してるの?
合宿で頭バグったの?」

「もともとショート気味でしたが
とうとうイカれましたか?」

二つのトゲしかない感情の塊

「言い訳はしねぇ。
俺が全面悪い!
だからこそ追いかけねぇと…」

二人を押し退けようとすると

「イヤデス!!
孤爪!赤葦!
黒尾くんにお仕置き!
姫凪は俺が追いかける!」

木兎が研磨と赤葦の背中を押して
俺を阻止した

「なんでだよ!?
お前に任せたら姫凪が
余計に危ねえだろうが!」

「そんくらいの事したんだよ黒尾くん。
そこの二人は何でか、とか気になるっぽいけど
どんな理由かなんか俺は興味ねえ
俺は黒尾くんが姫凪を傷付けたって
事実に怒ってるし
黒尾くんがシレッとナイトになるのなんか
絶対ぇ許したくねぇから…

邪魔爆弾だ!
イジメられろ!

反省してから俺を止めに来い!
分かったか!」

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