白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…
なんだ、両親いんのか…って!
居るだろ!夜だし!
いや、いつも夜勤とかで居ないから
チョット期待…って!
俺のバカ!
「…ボンノウタイサン」
『ん?』
「なんもね。
顔出すのは良いけど
俺結構汗臭いぞ?
ギリッギリまで汗かかされて
新幹線飛び乗ったから…」
姫凪から距離を取り
リビングのドアを開け
「こんな時間にスイマセーン
お久しぶりス」
リビングで寛ぐ
姫凪の両親に声を掛けた
途端に漂う嫌な空気。